【ほんまゆきのモノヅクリ】

▶使いやすさ+デザインの融合

HOLOHOLO BIYORIが手掛けるPicture Bagは、表が麻袋、そして洋服に触れる背面は、コットンを中心とした麻袋以外の素材を組み合わせた表裏一体デザインが最大の特徴です。
そしてその背面には、アメリカを中心とした輸入生地を中心に取り入れていますので、カラフルで大胆なデザインに仕上がります。なぜ表の顔と裏の顔の存在を作ったのか?
・洋服と麻袋の摩擦によるトラブルを防ぐ目的
・バッグを持って歩くと、背面のカラフルな生地がちらりと見え隠れし、ファッションのアクセントになる
デザインには意味があります。
HOLOHOLO BIYORIはマイナスもプラスに変換する思考でモノヅクリと向き合っています。
※サイズが大きいバッグの場合、強度を持たせるために背面は帆布を取り入れるなど、商品によって異なります。

▶麻袋は出会い

同じ柄が何枚あるか、いつ再入荷するか、オーダーはできるか、たくさんのお問合せを頂きます。
しかし麻袋は、中身のコーヒー豆が無くなって初めて入手することができますので、きっちり、いつ、どこで、何枚、といった管理までは私の方では出来かねます。といいますか、私としてはむしろこの偶然性、不規則性がいいと思っていて、気まぐれな私にはぴったりだとすら思っています。いつどこで出会えるのか…また出会えますよ!とは無責任に言えませんが、お客様にも出会いを楽しんで頂けたら嬉しいです。実物を見たら、鏡で合わせて見たら、最初に狙っていたPicture Bagとは全く違うものがしっくりくる場合も少なくありませんそんな場面にもたくさん出会ってきました。
だから、楽しみましょう!出会いを。

▶麻袋ファースト

麻袋の魅力を存分に味わっていただくため、そして私が大好きなファッションの世界の住民として麻袋に市民権を与えたいがためにバッグに仕立てているのですが、ややこしいことに、私は自分の事をバッグ屋だとは思っていないのです…。ですので、こんなバッグがあったらいい、こんなバッグがあったらいいとご要望もたくさん頂くのですが、布のバッグの素材を単に麻袋に変更するという発想ではモノヅクリをしていないので、アイテムを増やすときにも、少し思考の回路が異なるのかもしれません。作らない、のではなく、それは麻袋の魅力を活かせるのか?作った瞬間は良くても、経年変化をポジティブに捉えられるアイテムになるのか?大人の女性が楽しめるファッションアイテムに位置づけられるか?そして何より、サイズ感やプリント範囲に統一性のない麻袋に振り回されず、むしろ私が麻袋をコントロールしながらアイテム展開がしていけるか、という部分をクリアにしないといけないと思っています。
なんだか小難しい話になってしまいましたが、こう見えていろんなこと考えて製作してます。
そして麻袋本来の魅力を伝えるという使命を持って製作しています。
麻袋で作ったらいいじゃない、ではなく、麻袋で作るべき、というアイテムを模索しています。
もう1回言います。作らない、という訳ではなく、私だから作る、麻袋だから作る、これがHOLOHOLOBIYORIだ!
という納得できる理由が見つけられた時に動き出すんだと思います。

▶オンリーワンはあなた次第

同じ柄の麻袋でも、どう切り取るか、どんな形に仕上げるかによって、最終的な見え方は異なります。と、私は思っています。それは私がたくさんの麻袋見ているから、そう感じるのかもしれない、そう言われたら確かにそう。それならば、私の目から見える景色も皆さんに伝えたいなって思います。独り占めしようとは思わない。私自身、自分以外の方々が麻袋の魅力をどう感じているのかも知りたいです。
合わせる生地の違い、プリントの色の濃淡の違い、運搬過程で書かれたマジック文字の違い、補修が必要か否かの違い、バッグの形・サイズの違い、いろいろありますね。良くも悪くも、捉え方は人それぞれ。
この写真の麻袋を同じと捉えるか、いやいや全然違うでしょと捉えるのかも人それぞれなんです。
麻袋の話をしていると、どうも人間関係にも通じるなあと思ったりします。

▶常にブラッシュアップしていきます


同じ形のバッグでも作りながら、作るたびにブラッシュアップしていきます。麻袋の扱い方もそう。布と違って、やりながら、経験を積みながら、どんどん麻袋と仲良くなっていく感じ。麻袋も心を開いてくれるみたいな。なので、それを商品の価格に反映させていただくべく、価格の見直しを時々させていただきます。モノヅクリを生業とし、胸を張って生きていくためにも、ここはご理解いただきたいところでして。その代わり、という言い方は相応しくないですが、手に取っていただいた商品は、ご満足いただける仕上がりだと自信を持って言わせていただきます。麻袋をファッションの世界の住民にしたい、それは嘘ではありません。絶対カッコよく、個性豊かな、HOLOHOLOBIYORIだけのバッグに仕上げますので、お客様にも自信を持って持っていただきたいです!

▶それは本当に欠点か?

麻袋は実際に運搬用に使われていた働く袋ですから、時にはすこーしばかりホツレや引っかけがあったりすることがあるんです。全部ではないし、あまりにひどいものはもちろんはじきます。でも、これは補修でなんとかなりそうと判断したものは、麻袋と同色の糸を使ってミシンで補修したり、ニット生地等に用いるダーニングという方法で補修したり、さをり織の端切れなどを用いて補修したりします。装飾補修と私は呼んでいて、ミシンで目立たなくする以外の方法は、むしろ目立ちたくてやっていること。これがあるから、このバッグを選択する方もたくさんいらっしゃいます。胸を張ってこれはデザインです。マイナスをプラスに変換する思考。常にそれがベースにあるんです。